熊本の精神科/神経科/内科/放射線科/歯科の菊陽病院
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依存症について

近年、増え続けているアルコール依存症や、ギャンブル依存症など、様々な依存症が社会的な問題となっています。当病院では、依存症に対する治療を行い、健康的な生活を送れるようにサポートを行っています。
また、この病気は家族を巻き込む病気であると共に、家族の協力や理解も大切ですので、お酒やギャンブルにお悩みの方は、一度相談してみませんか?

アルコール依存症についてギャンブル依存症について
依存症とは

社会的問題とされているのが、アルコール依存、ギャンブル依存、が有名ですが、それ以外にも、ゲーム依存、携帯電話依存など様々な種類が増えています。 依存症とは、1つの事に集中してしまい、精神的な感情や感覚のバランスが崩れてしまう病気です。依存症は自分が病気である事を意識するのは難しいことが特徴の一つとしてあります。

本人は好きなことをやっているだけなのですが、それが他の人にとっても迷惑を与えてしまう事に大きな問題があります。本人はあまり自覚できないかもしれませんが、金銭感覚が狂ってきたり、気性があらくなったりする事で、家族に迷惑をかけているケースが多くなります。

依存症で怖いのは、毎日の習慣となってしまっていること。そして本人が気付かないうちにエスカレートしてくる場合があります。もちろん、本人は自覚できていない訳ですから、その行為に何か問題があるのかという事が理解できず、ついにはコントロールができなくなってしまいます。


また依存症という病気は本人だけでなく、家族や友達、職場なども巻き込んでしまう可能性があるだけでなく、ご家族も依存症という病気を知らなければ、お酒やギャンブルを止めてもらおうと一生懸命手助けしようとするご家族の援助が逆に、依存症という病気を手助けしまうこともあるのです。

依存症という病気は、ご本人も「辞めたい!」と思っても、体が求めてしまいます。まさに「わかっちゃいるけど、やめられない」のが依存症なのです。 これらのように依存症とは本人のみならず、周囲の人にも影響を及ぼします。早期発見・早期治療が大切ですので、一人で悩まずに相談していただき、回復に向かって一緒に取り組んでいきましょう。 菊陽病院での依存症の治療をご紹介します。  

依存症の治療・入院案内

酒害・ギャンブルに悩む方々が、解放的な雰囲気の中で集団生活を通して、規則正しい生活を取り戻し、社会人として自己の責任を自覚し、自発的な入院治療を行うことを目的としています。

入院期間は基本的に3ヶ月です。この間の治療目的は「アルコール依存症・ギャンブル依存症という病気に対する知識と理解を深め、断酒・断賭への心構えを作る」ことです。従って、内科的治療と並行してアルコールリハビリテーションプログラム(ARP)、ギャンブルリハビリテーションプログラム(GRP)に沿った療養生活を送っていただきます。

入院患者様は、集団生活の中で、他の患者様(=仲間)との学習や討論を通じて、素直に積極的に、そして謙虚に学んでいただき、これからの人生をどう歩んでいくのかを学ぶことが必要です。

入院精神療法を主として以下のプログラムを実施します。

・学習会 ・認知行動療法
・創作活動 ・ミーティング
・スポーツ ・OB断酒会
・院内合同例会  
・その他
朝の集い・テキストの写本・酒暦、賭暦発表・内観療法
トレッキング(登山)など

【 自助グループへの参加も積極的に推進しています。 】

※ご入院の際には学習会もありますので、ノート、筆記用具、テキスト(1000円)が必要となります。

ご家族さまへ 〜こんな症状でお困りではありませんか?〜

ご家族様から、アルコール、ギャンブル関して問題であることを注意しても、いっこうに改める気配がなく、ますます問題が大きくなるばかり。どう対応したら良いかわからず、何度病院受診を勧めても頑なに拒否し、らちがあかない。そのためご家族様は不安やイライラ感を抱いたり、落ち込み、家事も手につかないなどという状態になっていませんか?

病んでいくのは、本人だけではありません。一緒に生活しているご家族様をはじめ、まわりにいる人たちも健康を損なっていきます。人間関係を破壊しながら進行していくのが、この病気の特長です。

アルコール依存症者の飲酒中心の考え方や行動は、まわりの人には「意志が弱い」「道徳心がない」、ただの酒好きで勝手な人間と映りがちです。アルコール問題に巻き込まれた家族や友人、職場の人たちは、なんとかしようと頑張ります。しかし、周囲からはご家族の愛情不足と言われ、理解や気持ちをわかってもらえず、ご家族の助けようとする援助が知らず知らずのうちに逆に本人がアルコールを飲み続けることを手伝う結果になってしまうことがあります。

本人が自分の問題に「しらふ」で直面し、自分が「アルコール依存症」だと認めていくことが回復の出発点であり、そのためには、まわりの人が健康な考えを取り戻すとともに正しい知識を学習し、適切な対応をすることが重要です。

  1. 夫(配偶者)の酒の飲み方が以前と変わり、酔っての転倒やケガ、飲酒運転などの事故や、借金・失職といった問題行動が増えていませんか?
  2. 家族が心配し注意しても暴言や暴力といった反発にあい、頑なになるばかり。
  3. 夫(配偶者)の飲酒問題を考えるとイライラしたり、不安や落ち込みから不眠がちになり、「離婚するしかない」などと思い悩んでいませんか?
  4. 家族が競馬やパチンコ、スロット、麻雀にはまり、消費者金融、カードローン等から借金を繰り返し、返済やその対応に追われ困っていませんか?
  5. 夫のお酒のことを周囲に話しても、気持ちがわかってもらえず、一人で苦しんでいませんか?

アルコール、ギャンブル依存症という病気は、ご本人様が病んでいくばかりか、ご家族様も病気や問題に巻き込まれ、心身の調子を崩してしまうことがある病気です。 当病院では、依存症でお困りの家族のために、家族教室を開催しています。まずはご家族のみで相談にきてみませんか?家族教室は同じ体験を持った家族と知り合い、今までの悩みや苦しみを語れる場です。病気についての正しい知識を得て、対応に役立ててみませんか?日程などはいつでもお問い合わせ下さい。希望があれば毎月案内状を郵送致します。

菊陽病院家族会【のぞみ会】連絡先

ご相談、ご不明な点等ございましたら、菊陽病院までご連絡ください。

家族会事務局 月・水・金 10:00〜13:00
菊陽病院相談室 月〜金 09:30〜17:00
連絡先 TEL:096-232-3171 / FAX:096-232-0741